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クリスマスが終わり、いよいよツリーとオーナメントを片付ける季節。これから新しくツリーを迎える方にとっても、収納のことは早めに考えておきたいポイントです。飾りを片付けるとき、「来年もこのまま出せたらいいのに」と思ったことはありませんか。オーナメントが絡まっていたり、イルミネーションライトのコードがぐちゃぐちゃになっていたり、そもそもツリー本体の箱がもう入らなかったり——毎年同じところでつまずいてしまう方も多いはずです。
この記事では、来年の12月に箱を開けた瞬間、そのまま飾れる状態を目指して、クリスマスツリー・オーナメントの収納コツを8個まとめました。ポイントは、今年のあなたが少し丁寧に詰めておくことで、来年のあなたと家族がラクになる仕組みを作ることです。片付けは、来年の飾りつけの下準備でもあります。

1. しまう前に「どこに戻すか」を決める
ツリーを片付け始める前に、まず来年どこに置くかを先に決めておくのが最初の一歩です。押入れの奥や天袋など、置き場所が決まっていないと、箱がリビングの隅に置かれたままお正月を迎えることになりがちです。これから新しくツリーを購入する場合も、先に収納スペースの奥行きや高さを測っておくと、店頭でサイズを選ぶときに迷いません。
扇風機やヒーターなど、他の季節家電と収納スペースを共有している場合は、シーズンごとに入れ替わるものと考えて、年間の置き場所ローテーションを先に決めておくと迷いません。
戻す先が押入れなら、上段・中段・下段のどこを季節ものに充てるかを先に決めておくと、箱の行き場が毎年変わらずに済みます。
押入れや天袋は、閉め切ったまま1年動かさないぶん、箱の底に湿りがたまります。床や壁にぴったりつけず、すのこや台の上に少し離して置いてください。年に一度出すときに、箱の底とツリーの布地が湿っていないかを見ておくと、カビに気づかないまま次の1年をしまい込むことを防げます。
衣類も同じタイミングで入れ替わります。季節の入れ替えごと片づける進め方は、こちらにまとめています。
2. 元箱を卒業:ツリー本体はサイズが合う収納袋・ケースへ
買ったときの箱は、一度組み立てて広がった枝を元通りに畳んでも、翌年にはうまく入らなくなることがよくあります。無理に箱へ詰め込むのではなく、ツリー本体は自分のツリーの長さ(全長)に合った収納袋・ケースに入れ替えるのがおすすめです。ツリー専用の収納袋は対応サイズが商品名や説明に明記されていることが多いので、購入前に手持ちのツリーの高さを測ってから選ぶと、入らなかった・大きすぎたという失敗を防げます。分割式のツリーは何分割かによっても収まる長さが変わるので、畳んだ状態のいちばん長い部分を測っておくと確実です。
枝を畳むときは、下から上に向かって外側にすぼめるように畳むと、広がりグセがつきにくくなります。
土台や支柱、予備の電球など細かな付属品は、季節を問わず長く売られている定番のフタつき収納ケースにまとめておくと便利です。無印良品の「頑丈収納ボックス」のような通年シリーズなら、クリスマス以外の季節ものの保管にも使い回せます。ただし同じシリーズでもサイズ展開があり、入る物の大きさは型番ごとに変わります。土台や支柱でいちばん長いものを測り、買う型の実寸と見比べてから決めてください。小物用ケースを選ぶときは、今年の分だけでなく来年買い足すオーナメントの分まで、少し余裕のあるサイズを選んでおくと、買い直しの手間を減らせます。
3. オーナメントを割らないための仕切り収納
割れやすいガラス製のオーナメントは、他のものと一緒くたに袋へ入れると、出し入れのたびにぶつかって欠けたり割れたりします。仕切り付きの収納ケースに1個ずつ入れておくと、翌年も欠けや割れを防ぎやすくなります。ケースを買い足すなら、手持ちのいちばん大きな飾りを当ててみて、仕切りの幅と深さが足りるかを先に確かめてください。仕切りの数だけで選ぶと、深さが足りずにフタが飾りを押さえる形になります。
大きな飾りと小さな飾りは同じケースに入れず、サイズごとに容器を分けておくと、重みで下の飾りが潰れる心配もありません。
緩衝材代わりに、使い終わった不織布やプチプチを一緒にしまっておくと、来年また使えて無駄が出ません。
それでも割れてしまったときは、素手で拾わないでください。厚紙などですくって新聞紙にくるみ、袋の外から見て分かるように「われもの」と書いてから捨てます。細かい破片は粘着テープで押さえて取ると、取り残しが出にくくなります。
4. イルミネーションライトは巻き方で寿命を縮めない
イルミネーションライトは、ぐちゃぐちゃに丸めてしまうと、コードの根元に負担がかかり、翌年つかなくなる原因になります。厚紙やコードリールに8の字を描くように巻きつけると、ねじれが起きにくく、来年もすんなり広げられます。
コンセントプラグの根元はマスキングテープなどで軽く留めておくと、他のコードと絡まった状態で見つかることを防げます。100円ショップのコードリールでも十分実践できるので、特別な道具をそろえる必要はありません。
イルミネーションライトは電気製品なので、しまう前と翌年に出したあとの2回、コードの被覆に切れや潰れ、噛み跡がないかを目で確かめてください。飾りつける前に短い時間だけ点灯させて、点かない球がないか、プラグやコードが熱を持たないかも見ておきます。被覆が破れているもの、焦げた跡があるものは、その年は使わずに処分してください。
5. ラベルは「中身+出す時期」の2行で迷子を防ぐ
翌年、押入れの奥からケースを引っ張り出しても、中身を忘れていては開けるまで分かりません。ラベルには「クリスマスツリー本体」のような中身に加えて、「11月末に出す」のように出す時期も一緒に書いておくと、来年の自分への合図になります。
家族の誰が見ても分かるよう、ひらがなや大きめの文字にしておくと、子どもと一緒に飾り付けの準備をするときにも役立ちます。しまうものが年によって変わるなら、中の紙を入れ替えられるタイプにしておくと、貼り直さずに続けられます。
6. 誰が詰めても同じになる入れ方にする
片付けを家族に手伝ってもらうと、詰め方がバラバラでオーナメントが潰れていたり、ライトが絡まったままになっていたりすることがあります。ケースの中に「ライトはここ」「オーナメントはここ」と仕切りやジップ袋で場所を決めておけば、詰める人が変わっても毎年同じ状態に戻せます。
子どもに手伝ってもらう工程は、軽い装飾品の袋詰めや、ラベルを貼る係など、割れ物と電気を扱わない作業に絞ってください。ガラスの飾りとイルミネーションライトは大人が扱い、踏み台に乗る作業も大人だけにすると、「片付けは大人だけの仕事」にならずに、危ない役だけを外して家族みんなで参加できます。
7. 天袋・上段への上げ下ろしを軽くする:重さと高さの工夫
天袋や収納棚の上段にしまう場合、ケースが重いと出し入れそのものが一人ではつらく、持ち上げた姿勢のままバランスを崩すと、転倒や、落ちてきた箱で足を痛めるけがにつながります。大型のツリー本体は軽量な収納袋・ケースを選び、それでも重くなる箱は上段ではなく下段に回してください。
オーナメントなど重くなりがちな小物は、複数の小さめケースに分けて、1つあたりの重さを抑えておくと持ち運びがラクになります。
高い場所での作業は、安定した踏み台を使い、下で誰かに支えてもらうなど、安全な足場を確保してから行ってください。踏み台は、上げ下ろしする棚に手が届く高さのものを選び、耐荷重の表示と、脚のすべり止めの有無を購入前に見ておきます。椅子や収納ケースの上に立つと、ツリーを抱えてバランスを崩したときに支えが効きません。
8. 「片付ける日」を先に決めておく
年末年始は何かと忙しく、気づけば1月半ばになってもツリーが出しっぱなし、ということが起こりがちです。「片付ける」という漠然とした予定ではなく、「1月○日の午前中」のように具体的な日を先に決めておくと、後回しにしにくくなります。
家族の予定が立てやすい三が日明けの週末など、片付けを「行事」として先にカレンダーへ入れてしまうのがコツです。
ツリーをしまうタイミングの目安
片付ける時期に絶対的な正解はありませんが、目安をまとめておきます。
- クリスマスの飾りは、お正月飾りへの入れ替えに合わせて年内(12月26日〜28日ごろ)に片付ける家庭と、年が明けてから片付ける家庭とがあり、地域や家庭によって時期はさまざまです
- 日付そのものより、項目8で決めた「片付ける日」を優先し、飾り終えた満足感が残っているうちに片付けてしまうと、来年への仕込みとしてもスムーズです
収納ケースを選ぶ前のチェックポイント
クリスマスツリー・オーナメントの収納グッズを選ぶときに、確認しておきたいポイントを整理します。
- サイズ: 今年のツリー本体や小物に加えて、来年買い足すオーナメントの分まで余裕があるか
- 重さ: 天袋や上段への上げ下ろしを考えて、軽量な素材か
- 仕切り: オーナメント用の仕切りや小分けができる作りか。手持ちのいちばん大きな飾りが入る深さがあるか
- ほこり・湿気: フタやファスナーで閉じられるか(押入れでは直置きを避け、年に一度は開けて中の湿りを見る)
- 買い足せる定番シリーズか(小物用ケース): クリスマス限定デザインではなく、通年で買い足せる収納シリーズを選んでおくと、来年ケースが足りなくなっても同じものを買い足せます
「今年の量にぴったり」ではなく「1年後・2年後も使えるか」で選んでおくと、買い直しの無駄を減らせます。
無印・ニトリ・100均のどれで揃えるかで迷ったときは、サイズと素材の使い分けを別記事で整理しています。
まとめ|来年の自分と家族がラクになる「仕込み」を
8個のアイデアをおさらいします。
- しまう前に「どこに戻すか」を決める
- 元箱を卒業し、ツリー本体は収納袋・小物はフタつきケースへ
- オーナメントを割らないための仕切り収納
- イルミネーションライトは巻き方で寿命を縮めない
- ラベルは「中身+出す時期」の2行で
- 誰が詰めても同じになる入れ方に
- 天袋・上段への上げ下ろしを軽くする重さと高さの工夫
- 「片付ける日」を先にカレンダーへ
入れ物を買いそろえるのは最後で構いません。手持ちのツリーの畳んだ長さと、飾りの数と、戻す場所の3つを先に測っておけば、どの入れ物が要るかはあとからでも決め直せます。
今年ひと手間かけておけば、来年の準備がぐっとラクになります。箱を開けた瞬間に「わあ、きれい」と思えたら、来年のツリー出しがちょっと楽しみになるはずです。

